グミの生態に関する研究(1)

レコードナンバー
631234
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00012384
NACSIS書誌ID
AN10425987
論文サブタイトル
夏眠行動と発生に関するいくつかの知見
本文言語
ja
著者名
杉野 浩二郎 ; 二島 賢二 ; 吉田 幹英 ; 早川 真奈美
誌名
福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
別誌名
Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元
福岡県水産海洋技術センター
巻号ページ
11号,p.71-75(2001-03)
ISSN
09192468
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PDF(1309KB)
抄録
1)グミPseudocnus echinatusを室内水槽で飼育,観察した。その結果水温が上昇するとグミが小型化し夏眠状態になることが認められた。また,夏眠状態になる温度は水槽の底質,グミの飼育密度の違いによって大きく左右された。 2)グミは夏眠終了直後に産卵し,その卵は沈性卵で直径約0.5mm,1尾の雌当たりの抱卵数は1000粒程度であった。 3)グミの受精卵の発生は非常に早く,浮遊幼生期,着生幼生期を経て受精後4日目には稚グミとなった。 4)抱卵数がマナマコなどに比べて少ない事,発生初期の成長が早く浮遊期間が短いために初期減耗が少ないと予想されることから,グミの再生産は少産少死型であると推定された。 5)グミの夏眠は夏眠終了直後に産卵が起こった事から,マナマコのように厳しい環境を乗切る為ではなく,性成熟の為に行われているのではないかと考えられた。
引用文献数
2
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib