ウンシュウミカン果実における水溶性蛍光物質とそのクロロフィル代謝への関与の可能性について
- レコードナンバー
- 650857
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00015006
- NACSIS書誌ID
- AN00025257
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 倉田 裕文 ; 東 理恵 ; 中林 健一 ; 下川 敬之 ; 足立 勝
- 誌名
- 園藝學會雜誌
- 別誌名
- Journal of the Japanese Society for Horticultural Science ; 園芸学会雑誌
- 発行元
- 園藝學會
- 巻号ページ
- 71巻・3号,p.391-393(2002-05)
- ISSN
- 00137626
- 全文表示
- PDF(355KB)
- 抄録
- ウンシュウミカン果皮に存在する水溶性蛍光物質の量的変化が、蛍光分光三次元スペクトル法を使用し検討された。ウンシュウミカン果皮から抽出された水溶性蛍光物質は、Ex:320-330nm/Em:420-440nmの蛍光特性を示し、老化の間に蓄積することが知られているリポフスチン様物質、およびクロロフィル-ポルフィリンが酸化環裂した代謝産物であるFCCsの蛍光特性と極めて類似していた。樹上での水溶性蛍光物質量は、黄緑色果実で増加し、黄色果実で減少した。エチレン処理果実の水溶性蛍光物質量は、クロロフィルが急激に消失する時期に上昇し、以後徐々に減少した。それに対し、無処理果実では、貯蔵の間ほとんど変化がみられなかった。本研究で得られた結果より、ウンシュウミカン果皮中に存在する水溶性蛍光物質のクロロフィル代謝への関与の可能性について考察した。
- 引用文献数
- 9
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI