熱水少量散布と不耕起栽培の組み合わせによるホウレンソウ萎凋病防除

レコードナンバー
671369
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00011864
NACSIS書誌ID
AN10443402
本文言語
ja
著者名
竹内 将史 ; 本多 範行 ; 大崎 隆幾
誌名
福井県農業試験場研究報告
別誌名
Bulletin of the Fukui Agricultural Experiment Station ; 福井農試研究報告
発行元
福井県農業試験場
巻号ページ
40号,p.25-34(2003-03)
ISSN
13412345
全文表示
PDF(1595KB)
抄録
本研究では、熱水土壌消毒の低コスト化と効率化を図るため、最小必要量の熱水散布と不耕起栽培の組み合わせでホウレンソウ萎凋病防除を試みた。その結果、ホウレンソウ萎凋病の発生は土壌の比較的浅い部分における菌密度に関与し、萎凋病菌は湿潤条件で50℃60分、55℃5分の短時間で死滅した。散布する熱水は高温の方が良く、90℃の熱水を40~60L/㎡散布することで、少なくとも地下15㎝まで萎凋病菌の死滅に有効な地温を確保でき、従来の約半量の熱水散布によってクロルピクリン処理と同等の高い防除効果、収量が得られた。さらに消毒後は不耕起栽培とすることで発病を軽減できた。また、熱水散布前の施肥畦立時に被覆肥料を窒素成分で3.5kg/a程度施用すれば、4作の不耕起連続栽培が可能であった。以上の結果から、被覆肥料施用、畦立て、熱水40~60L/㎡散布、ホウレンソウ播種、不耕起連続栽培の作業体系により熱水土壌消毒の低コスト化、高温期作型の安定化、栽培管理の省力化が図られると考えられた。
引用文献数
19
登録日
2011年3月5日
収録データベース
AGROLib ; JASI