放牧利用人工草地におけるハルガヤ(Anthoxanthum odoratum L.)とミノボロスゲ(Carex albata Boott)の生育環境

レコードナンバー
690121
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014871
NACSIS書誌ID
AN00194108
本文言語
ja
著者名
渡辺 也恭 ; 八谷 絢 ; 西脇 亜也 ; 板野 志郎 ; 菅原 和夫
誌名
日本草地学会誌
別誌名
Journal of Japanese Society of Grassland Science ; Journal of Japanese Society of Grassland Sciences ; Glassland science ; Japanese journal of grassland science ; 日本草地学会誌
発行元
日本草地学会
巻号ページ
49巻・6号,p.611-615(2004-02)
ISSN
04475933
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PDF(398KB)
抄録
放牧利用人工草地に侵入するハルガヤおよびミノボロスゲの出現と、腐植土層の厚さ、土壌硬度、傾斜角度、土壌水分含量および土壌pHとの関係を判別分析により解析した。また、その被度と土壌pH、土壌全窒素濃度(土壌N)および土壌可給態リン酸濃度(土壌P)との相関分析を行った。ハルガヤの出現は土壌水分含量および傾斜角度と正の、土壌硬度と負の関係にあった。また、その被度が高い地点ほど土壌Nと土壌Pが小さかった。一方、ミノボロスゲの出現は腐植土層の厚さと正の、土壌pHと負の関係にあった。その被度が高い地点ほど土壌pHが低かった。ハルガヤは乾燥ストレスに弱いものの急傾斜地などの低養分条件下で優占が起こりやすいと推察され、その防除には施肥により牧草の競争力を高めることが重要と考えられた。また、ミノボロスゲは富栄養条件下を好み酸性ストレス耐性を持つといえ、その防除のためには土壌酸性の矯正が有効と判断された。
引用文献数
29
登録日
2011年12月19日
収録データベース
AGROLib ; JASI