静岡県榛南海域における磯焼けの持続要因としての魚類の食害

レコードナンバー
692106
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00008139
NACSIS書誌ID
AN00102686
本文言語
ja
著者名
長谷川 雅俊 ; 小泉 康二 ; 小長谷 輝夫 ; 野田 幹雄
誌名
静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station
発行元
静岡県水産試験場
巻号ページ
38号,p.19-25(2003-10)
ISSN
03863484
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抄録
カジメ移植試験の結果とサガラメ群落衰退の観察から榛南海域での磯焼けの持続要因を検討した。1)坂井平田沖で実施したカジメ移植試験では、夏から冬にかけて着生数の減少と葉部の消失が生じた。2)カジメ移植試験の夏から冬にかけての残存個体の葉部には弧状の欠損部がみられ、アイゴの採食痕と一致した。また、残存個体の形態もアイゴの食害にあったカジメの形状に一致したことや1999年8月にはアイゴがカジメを採食しているのを観察したことから、アイゴの食害が葉部消失の主因と考えられた。3)安定して維持されてきた御前崎ホテル前のサガラメ群落では1999年10月8日-11月5日の間に大半のサガラメ成体の葉部が消失した。4)残存したサガラメ個体の葉部の弧状の欠損部と門歯状歯の跡はアイゴの採食痕と一致した。5)当海域では磯焼けの持続にアイゴが関与しているのみならず、磯焼けが進行した海域で残された群落の衰退にもアイゴが深く関与していると推察された。
引用文献数
15
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib