飯綱火山南東麓の逆谷地泥炭層

レコードナンバー
701982
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00015886
NACSIS書誌ID
AA11255745
本文言語
ja
著者名
富樫 均 ; 酒井 潤一 ; 公文 富士夫 ; 小林 舞子
誌名
長野県自然保護研究所紀要 = Bulletin of Nagano Nature Conservation Research Institute
発行元
長野県自然保護研究所
巻号ページ
2巻,p.33-41
ISSN
13440780
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抄録
飯綱火山南東麓に位置する逆谷地湿原において堆積物の採取と分析をおこなった.逆谷地湿原は標高約934メートル,面積約4ヘクタールのミズゴケ湿原である.湿原内でのボーリングにより,約13mの厚さの湿原堆積物を採取し,堆積物の記載をおこなった.堆積物は大部分が連続する泥炭層からなり,泥炭層中には多数の薄い火山灰層が狭在する.この試料について,14C年代測定と火山灰層の対比をおこなった.その結果,広域火山灰層である阿蘇4火山灰(Aso-4)ならびに大山倉吉火山灰(DKP)が確認され,泥灰層の堆積の開始は約10万年前にまでさかのぼることが明らかになった.10万年の寿命をもつ生きている湿原の存在は非常にめずらしいものであり,この湿原に記録されている環境変遷史と生態系の成り立ちを明らかにするために,さらに詳細な分析が予定されている.
引用文献数
13
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib