ニホンナシ‘雲井'のS遺伝子型の再検討
- レコードナンバー
- 702061
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00015006
- NACSIS書誌ID
- AN00025257
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 岡田 和馬 ; 高崎 剛志 ; 齋藤 寿広 ; 守谷 友紀 ; Castillo C. ; 乗岡 茂巳 ; 中西 テツ
- 誌名
- 園藝學會雜誌
- 別誌名
- Journal of the Japanese Society for Horticultural Science ; 園芸学会雑誌
- 発行元
- 園藝學會
- 巻号ページ
- 73巻・6号,p.524-528(2004-11)
- ISSN
- 00137626
- 全文表示
- PDF(432KB)
- 抄録
- 以前の交配試験でS3S4遺伝子型と決定されていたニホンナシ‘雲井’の遺伝子型を、PCR-RFLP(S1-S9)分析および交配試験により再検討した。‘雲井’は‘清玉’(S3S4)と交雑和合性を示したので、S3S4ではないことが判明した。PCR-RFLP(S1-S9)分ににより、‘雲井’の遺伝子型はまだ報告されていないS1S3と推定された。‘雲井’がS1およびS3対立遺伝子を持つことを示すためには更なる交配が必要であったが、‘雲井’は十分な交配花数を供給できなかった。‘世界一’はPCR-RFLP(S1-S9)分析によりS1S3と推定され、‘雲井’と交雑不合和性を示した。そこで、‘雲井’の代わりに‘世界一’にS3ホモ個体の花粉と、S4だけではなくS1対立遺伝子も認識することができるS4(sm)ホモ個体の花粉を交配した。‘世界一’はS3花粉とS4(sm)花粉の両方と交雑不和合成を示したことから、その遺伝子型はS1S3あるいはS3S4と予測された。PCR-RFLP(S1-S9)分析から‘独逸’(S1S2)ב世界一’の雑種種子はS1S3とS2S3の2つの遺伝子型に分離することが示され、‘世界一’におけるS1対立遺伝子の存在が確認された。以上の結果から‘世界一’がS1とS3対立遺伝子を持つことが明らかになり、‘世界一’と交雑不合和性を示す‘雲井’のS遺伝子型はS1S3に修正するべきであると考えられた。
- 引用文献数
- 15
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI