希少水生植物保護の取り組み(1)

レコードナンバー
703622
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20008623
NACSIS書誌ID
AA11907573
論文サブタイトル
香川県で唯一アサザの自生する久米池の環境について
本文言語
ja
著者名
白井 康子 ; 石原 暁 ; 土取 みゆき ; 田中 さと子 ; 吉本 政輝 ; 上野 真樹
誌名
香川県環境保健研究センター所報 = Annual report of Kagawa Prefectural Research Institute for Environmental Sciences and Public Health
発行元
香川県環境保健研究センター
巻号ページ
2号,p.64-71(2003-12)
ISSN
1347698X
抄録
高松市東部に位置する久米池は,平成15年3月に策定された香川県版レッドリストで絶滅危惧I類(環境省,平成14年4月,絶滅危惧II類(VU))に分類される希少水生植物アサザNymphoides peltataが香川県で唯一残っている自生池であるが,平成13~14年度に周辺環境保全整備事業等が実施されることとなり,14年度にはアサザの自生区域において工事が行われる計画であったことから,その保護対策が急がれた。環境保健研究センターでは,本事業を所管する香川県東讃土地改良事務所と協力し,保護対策の実施等について検討を進めるとともに,工事前の水質分析等に取り組んできた。久米池は,常時アオコが発生するなど水質汚濁が進行した池で,アサザが残されているのは水質以外の要因によるものと考えられる。アサザは特異な生活サイクルを持つ水草で,この生活サイクルに久米池の環境が適しているのかもしれない。久米池の環境を明らかにすることにより,アサザの生育に適した環境が明らかになり,現地での保護,また,移植等による自生地外での保全等対策の実施に有用な知見が得られる。
引用文献数
8
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI