古式泡盛製法(シー汁浸漬法)によるモロミの特徴

レコードナンバー
711986
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005635
NACSIS書誌ID
AN00164184
本文言語
ja
著者名
熱田 和史 ; 大城 勤 ; 森 哲也 ; 小泉 武夫
誌名
東京農業大学農学集報
別誌名
東京農業大学農學集報 ; 農学集報 ; 東農大農学集報 ; 東京農大農学集報 ; Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku ; Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
発行元
東京農業大学
巻号ページ
49巻・4号,p.184-188(2005-03)
ISSN
03759202
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抄録
昭和30年代後半から使用されなくなったシー汁浸漬法により原料米を浸漬し、シー汁麹を作り実際に小仕込み試験を行い、モロミの特徴を検討した。その結果、シー汁浸漬麹モロミのアルコール生成は通常浸漬モロミと比べて2%低い値を示した。発酵終了時の還元糖量はシー汁浸漬モロミでは約1.5%存在しておりいわゆる“甘ダレ””現象がみられた。シー汁浸漬麹モロミの遊離アミノ酸含量は発酵初期では700mg/lで、通常浸漬モロミの半分の量であった。反面、高級アルコールやエステルなどの香気成分は増加した。A/B比はシー汁浸漬もろみは2.5で通常浸漬モロミ(1.8)に比べて高い値を示し、軽快で華やかな香気であった。以上よりシー汁浸漬を行った麹のモロミは通常よりアルコール生成量が低下するものの、香気成分が増え、華やかな酒質となることが明らかになった。
引用文献数
19
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib