イチジク新品種‘H156-70'の育成

レコードナンバー
712403
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005895
NACSIS書誌ID
AN10485504
本文言語
ja
著者名
野方 仁 ; 粟村 光男
誌名
福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名
福岡農総試研報 ; Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元
福岡県農業総合試験場
巻号ページ
24号,p.104-107(2005-03)
ISSN
13414593
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抄録
イチジク新品種‘H156-70’は、福岡県農業総合試験場豊前分場において、単為結果性を持つ高品質な普通型品種の育成を目標に、2000年に本県育成系統‘H180-156’を種子親に、‘M106-238’を花粉親にして交配した組合せから育成した。樹姿は開張と直立の中間で、樹勢は中である。新梢の発生数が多く‘桝井ドーフィン’と同様に一文字整枝に仕立てることができる。葉の大きさは‘桝井ドーフィン’や‘蓬莱柿’より小さく、裂片数は5-7である。果実の結実は良好で、夏果および秋果ともに単為結果するが、夏果の着生数は少ない。果実は卵形、平均1果重は約80gと‘蓬莱柿’並みである。果皮は赤紫色、着色は‘桝井ドーフィン’並みで‘蓬莱柿’より良好である。雌花は紅色で花托は厚いが、肉質緻密で果汁が多く、糖度が高く、品質は極めて良好である。裂果性は少なく、日持ちは‘桝井ドーフィン’並みである。収穫は8月中旬から開始でき、‘蓬莱柿’とほぼ同時期で、収量は‘蓬莱柿’と同程度である。疫病とセンチュウに対する抵抗性は弱であるが、スリップスに対する抵抗性は中-強である。
引用文献数
7
登録日
2011年3月5日
収録データベース
AGROLib ; JASI