テナガエビ類の採集に用いるエビ籠の構造と使用人工餌料

レコードナンバー
721494
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00008678
NACSIS書誌ID
AN00124667
本文言語
ja
著者名
中田 和義 ; 和田 信大 ; 荒木 晶 ; 浜野 龍夫
誌名
水産増殖
別誌名
Suisanzoshoku ; Aquaculture Science ; Aquacult. Sci.
発行元
水産増殖談話会
巻号ページ
53巻・3号,p.263-274(2005-09)
ISSN
03714217
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PDF(631KB)
抄録
テナガエビ類を効果的に採集できるエビ篭の構造と使用人工餌料について検討するため、1)エビ篭に入れた人工藻体、2)エビ篭の入り口の直径、3)エビ篭に用いる人工餌料がテナガエビ類の採集効率に及ぼす効果を調べる野外実験を実施した。エビ篭に人工藻体を入れ、篭の内部をテナガエビ類の隠れ場所に似せても、採集個体数は変わらなかった。一方、エビ篭の入り口の直径は採集個体数に大きく影響し、採集効率は直径40~50mmで最適であったが、40mmは50mmよりもモクズガニの混獲を防ぐ効果が高かった。人工餌料の実験では、餌料1(ウナギ育成用配合飼料)、餌料2(餌料1にイカ内臓ソリュブル吸着飼料とオキアミエキスを混ぜた餌料)ともに冷凍サンマと同等の採集効果を期待できた。以上の結果から、テナガエビ類の採集では、入り口の直径を40mmとしたエビ篭に、常温での長期保存が可能で、餌料2よりも安価な餌料1を用いる方法が良いと結論づけた。これらの条件を伴うエビ篭と、市販のカニ篭(餌料は冷凍サンマ)を用いて、8河川4湖沼で採集比較実験を行ったところ、テナガエビ類はエビ篭のみで採集され、エビ篭はテナガエビ類の採集に有効であることが示された。また、このエビ篭は他のエビ類やザリガニ類に対しても採集効果が高かった。
引用文献数
35
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib