キウイフルーツ新品種「さぬきゴールド」の育成

レコードナンバー
730324
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00017190
NACSIS書誌ID
AN00294000
本文言語
ja
著者名
福田 哲生 ; 片桐 孝樹 ; 末澤 克彦
誌名
香川県農業試験場研究報告
別誌名
Bulletin of the Kagawa Prefecture Agricultural Experiment Station
発行元
香川県農業試験場
巻号ページ
58号,p.45-50(2006-03)
ISSN
03748804
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抄録
1.「さぬきゴールド」は、香川県農業試験場府中分場保存の「アップル系キウイフルーツ」に中国系キウイフルーツの雄系統(保存系統名:FCM-1)を交配して育成した品種である。2005年3月23日に種苗法に基づき、第12984号として品種登録された。2.樹勢は強であり、樹体も大きい。果実着生節位の節間長は短い。葉はかなり大きく、葉柄の長さも極めて長い。葉柄のアントシアン着色は極めて強い。花穂の着生数は多く、側花の数もやや多い。育成地(香川県坂出市)における開花期は5月上中旬、成熟期は10月上中旬であり、いずれも「ヘイワード」より早い。3.果皮は褐色、果形は短台形である。果実重は160-180gと大果である。果実表面毛じの密度は粗で、長さは短く、また脱落しにくい。種子外側の果肉は鮮やかな濃黄色を呈する。糖度計示度は17-18、クエン酸換算含量は0.40g/100ml程度であり、また肉質が密で軟らかく果汁も多いため、風味、食味とも良好である。追熟は「ヘイワード」に比べて容易で、エチレン処理後約7-10日で可食適期となる。貯蔵性は短く、5℃貯蔵で1-2ヶ月程度である。4.県下のキウイフルーツ産地に広く導入が可能であると考えられるが、品質の良い果実を生産するためには、他のキウイフルーツ品種同様に温暖で日照条件が良く排水良好な土壌での栽培が望ましい。
引用文献数
10
登録日
2011年3月5日
収録データベース
AGROLib ; JASI