無機・有機質肥料施用時における肥料の随伴イオンの種類と量の違いが葉菜類のNO3-含有率に及ぼす影響
- レコードナンバー
- 732717
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20011749
- NACSIS書誌ID
- AN00195767
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 加藤 雅彦 ; 林 康人 ; 森國 博全
- 誌名
- 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
- 別誌名
- 日本土壌肥料学雑誌 ; Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition ; 日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
- 発行元
- 日本土壌肥料學會
- 巻号ページ
- 77巻・5号,p.569-575(2006-10)
- ISSN
- 00290610
- 全文表示
- PDF(757KB)
- 抄録
- 肥料中のSO4(2-)、Cl-量とホウレンソウとチンゲンサイのNO3(-)含有率との関係について隔離床栽培により検討した。1)土壌へのSO4(2-)とCl-しの陰イオソ種や添加量の違いによって、ホウレンソウ、チンゲンサイの収量や窒素吸収量に違いはなかった。2)葉菜類のNO3(-)、含有率は、土壌へのCl(-)の添加量の増大とともに減少し、それは土壌溶液中のCl(-)濃度と高い負の関係が認められた。他方、SO4(2-)はホウレンソウ、チンゲンサイのNO3(-)含有率との関係は認められなかった。以上より、土壌へCl(-)を添加することによって、その添加量に応じて葉菜類のNO3(-)含有率が低下することが示された。3)SO4(2-)よりもCl(-)を含んだ加里質肥料を施用することで、葉菜類のNO3(-)含有率が低下したが、硫安とナタネ施用では大差なかった。したがって、無機と有機質肥料の違いよりも、Cl(-)の添加が野菜のNO3(-)含有率を低下させる要因として大きいことが考えられた。
- 引用文献数
- 27
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib