韓国産イチゴ新品種の特性と貯蔵性の品種間差異

レコードナンバー
752416
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20004168
NACSIS書誌ID
AA11608561
本文言語
ja
著者名
松本 和浩 ; 李 忠けん ; 千種 ひつ ; 金 泰日 ; 田村 文男 ; 田辺 賢二 ; 黄 龍洙
誌名
園芸学研究
別誌名
Horticultural research (Japan)
発行元
園芸学会
巻号ページ
7巻・2号,p.293-297(2008-04)
ISSN
13472658
全文表示
PDF(2737KB)
抄録
韓国産イチゴ品種‘Mae-hyang’、‘Seol-hyang’および‘Keum-hyang’と‘章姫’を4℃または20℃で4日間貯蔵し、果肉硬度、可溶性固形物濃度、滴定酸度、アントシアニン濃度および糖組成の品種間差異を調査した。各品種の糖組成をみると‘Mae-hyang’および‘Keum-hyang’はスクロースが、‘Seol-hyang’および‘章姫’はフルクトースとグルコースが主体であった。また糖蓄積型ごとに各貯蔵温度における糖組成の変化が異なることが明らかになった。低温貯蔵によりいずれの品種も果肉硬度が上昇したが、特に‘Mae-hyang’において顕著であった。また、‘Mae-hyang’は貯蔵温度にかかわらず酸含量および糖酸比の変化が少なく、20℃貯蔵区における総可溶性糖含量の低下も他品種比べ少なく、安定した貯蔵品質を示した。一方、‘Seol-hyang’は他品種に比べ20℃貯蔵区において酸含量の上昇と糖酸比の低下が起こりやすかった。また、‘Keum-hyang’はいずれの貯蔵区でもアントシアニン濃度が高く、4℃貯蔵区でも糖含量の低下がみられた。これらの結果より、‘Mae-hyang’が他の韓国産新品種に比べ貯蔵中の硬度と品質を保ちやすい長期貯蔵に適した品種であると認められた。
引用文献数
10
登録日
2011年1月27日
収録データベース
JASI ; AGROLib