イチゴ本圃における総合防除体系
- レコードナンバー
- 760127
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20032223
- NACSIS書誌ID
- AA12213489
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 小野 元治 ; 大久保 裕行 ; 岡崎 真一郎 ; 石松 敏樹 ; 宇留嶋 美奈 ; 吉松 英明 ; 加藤 徳弘
- 誌名
- 大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center, Agriculture Section
- 発行元
- 大分県農林水産研究センター
- 巻号ページ
- 2号,p.11-39(2008-03)
- ISSN
- 18819206
- 全文表示
- PDF(14550KB)
- 抄録
- イチゴの主要害虫に対し、天敵や微生物農薬および天敵に影響の少ない化学農薬を中心に防除効果を検討するとともに、既存の防除技術を組み入れた防除体系について検討した。1.灰色かび病に対して、サンクリスタル乳剤およびジーファイン水和剤の散布、ボトキラー水和剤のダクト散布が有効であり、うどんこ病に対しては、硫黄くん煙およびボトキラー水和剤のダクト散布に防除効果が認められた。2.主要病害に対して、天敵や微生物農薬を組み入れた防除体系による現地実証試験を行った結果、ボトキラー水和剤のダクト散布により、うどんこ病に対する効果は少発生により判然としなかったが、灰色かび病に対しては散布剤と併用することで十分な防除効果が認められた。3.ハダニ類に対して、チリカブリダニとミヤコカブリダニの4回放飼、ハスモンヨトウに対しては、フェニックス顆粒水和剤、プレオフロアブルおよびトルネードフロアケルの散布が有効であった。4.主要害虫に対して、天敵や微生物農薬を組み入れた防除体系による現地実証試験を行った結果、チリカブリダニとミヤコカブリダニの4回放飼は、ハダニ類の密度が上昇しないように薬剤散布と併用しながら放飼することで十分な防除効果が得られた。ハスモンヨトウ、アブラムシ類に対しても、適期防除を行うことや、防虫ネットの設置により防除可能なことが実証された。5.総合防除体系の確立により、本圃における慣行防除回数30回に比べ9回以上削減が可能となった。
- 引用文献数
- 12
- 登録日
- 2011年3月7日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib