丹沢山地の巣箱利用からみたニホンモモンガPteromys momongaの環境嗜好

レコードナンバー
761167
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005635
NACSIS書誌ID
AN00164184
本文言語
ja
著者名
鈴木 圭 ; 小川 博 ; 天野 卓 ; 安藤 元一
誌名
東京農業大学農学集報
別誌名
東京農業大学農學集報 ; 農学集報 ; 東農大農学集報 ; 東京農大農学集報 ; Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku ; Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
発行元
東京農業大学
巻号ページ
53巻・1号,p.13-18(2008-06)
ISSN
03759202
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PDF(3441KB)
抄録
ニホンモモンガPteromys momongaの巣箱利用率から本種の環境嗜好性を評価した。丹沢山地に548個の巣箱を設置し樹上性哺乳類全般の利用状況を調べた。巣箱利用率の高まる8月から10月における巣箱内の痕跡から、林相、水場の遠近および標高が本種の巣箱利用度に及ぼす影響を検討した。本種の巣箱痕跡率は広葉樹・モミの天然林において0.4%、スギ・ヒノキ人工林で0%、および天然林と人工林がパッチ状に混在する林で3.9%であった。一般線形モデルによる解析を行ったところ、本種は天然林と人工林の混在する環境を好んで生息し、水場の遠近や標高による影響は見られなかった。他方、山地林に普遍的に生息する樹上性ノネズミであるヒメネズミApodemus argenteusはこれらの環境要素に対して嗜好性を示さなかったことから、上記の嗜好性がニホンモモンガの特徴であることが推察された。
引用文献数
16
登録日
2011年12月19日
収録データベース
AGROLib ; JASI