竹粉サイレージの給与が肉用鶏および採卵鶏の排せつ物臭気に及ぼす影響

レコードナンバー
770513
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20033825
NACSIS書誌ID
AA12302432
著者名
中村 茂和 ; 松井 繁幸 ; 杉山 典 ; 黒田 博通
誌名
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター研究報告=Bulletin of Shizuoka prifectural research institiute of animal indaustry swine & poultry research center
別誌名
静岡畜技研中小研セ研報 ; Bull. Shizuoka Swin & Poultry Res. Cen.
発行元
静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター
巻号ページ
2号,p.43-48(2009-02)
ISSN
18826415
全文表示
PDF(412KB)
抄録
微粉砕したモウソウチクに乳酸菌を添加してサイレージ化した竹粉サイレージ資材を肉用鶏および採卵鶏の飼料中に所定割合添加し、それら排せつ物から揮散するアンモニア態窒素揮散量や硫黄系化合物濃度について測定した。その結果、竹粉サイレージ資材を添加した試験区の排せつ物におけるpHや水分率等は対照区とほとんど同じであり、資材添加による明らかな違いはみられなかった。更に、排せつ物の主要な臭気成分であるアンモニア態窒素揮散量についても同様、対照区に対する明らかな低減効果は認められなかった。一方、排せつ物のpHとアンモニア態窒素揮散量との関係では、肉用鶏および採卵鶏のいずれの場合においても正の相関関係が認められたことから、供試排せつ物のpHは、揮散するアンモニア態窒素量の多少に影響することが推察された。また。硫黄系化合物の濃度は、いずれも対照区に対する有意な違いは認められなかったが、肉用鶏の場合、竹粉サイレージを2.5%および5%添加した時のメチルメルカプタン濃度や硫化メチル濃度は対照区に比べて低くなる傾向がみられ、採卵鶏の場合、10%添加において、測定した全ての硫黄系化合物濃度は対照区に比べて低くなる傾向がみられた。このことから、肉用鶏の場合、飼料中に竹粉サイレージ資材を約5%添加することにより、また、採卵鶏の場合は、約10%添加することにより、排せつ物から揮散する硫黄化合物の濃度低減の可能性が示唆された。
引用文献数
10
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib