各種防腐薬剤注入スギ材の野外効力試験結果報告

レコードナンバー
773265
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20036854
NACSIS書誌ID
AA12415381
著者名
松岡 真悟 ; 村ロ 良範 ; 加藤 眞吾
誌名
愛媛県林業研究センター研究報告 = Bulletin of the Ehime Forestry Research Center
発行元
愛媛県農林水産研究所林業研究センター
巻号ページ
27号,p.1-8(2009-03)
ISSN
13489534
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抄録
JIS規格に規定された低毒性防腐薬剤と、CCA及びクレオソート油並びに木酢液を、県産スギ材へ適用し、外構用木材への利用技術を解明するため、スギ材の条件別注入特性を調査し、さらに1995年3月から野外試験地に設置して被害状況を調査した。注入特性と設置後4年までの野外試験結果については、村口ら(2000)が報告したが、その後の野外試験について設置後12年2か月を最後に被害度調査を行い、その後、試験体を回収して重量減少率測定及び強度試験を行った。その結果、低毒性防腐薬剤は、ある程度高い防腐耐久性を示したものの、CCAとの比較においては劣勢であり、水溶性薬剤では地中での溶脱も示唆された。強度試験の結果では、動的ヤング率よりも静的ヤング率の方がより忠実に劣化度合いを反映することが示唆され、さらに、部位別圧縮強度試験の結果では、部位別被害度の傾向に沿わず、ほとんどにおいて地中部で最も弱くなっており、このことは、目視や刺針だけでは判断できない劣化の存在を意味した。また、最終的に得られた指標である重量減少率からみた耐用年数では、重量減少率が14.0%程度になったころから、耐用年数として想定した平均被害度2.5に抵触すると推定された。
引用文献数
4
登録日
2011年10月28日
収録データベース
AGROLib ; JASI