淡水浴と低塩分水浴がマハタ若齢魚Epinephelus septemfasciatusの生残および寄生虫Benedenia epinepheliとNeobenedenia girellaeの駆虫に及ぼす影響

レコードナンバー
791539
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20035924
NACSIS書誌ID
AA12374455
本文言語
ja
著者名
羽生 和弘 ; 栗山 功 ; 田中 真二
誌名
三重県水産研究所研究報告
別誌名
三重水研報 ; Bull. Mie Pref. Fish. Res. Inst ; 三重県水産研究所研究報告
発行元
三重県水産研究所
巻号ページ
17号,p.45-54(2009-10)
ISSN
18838812
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抄録
淡水浴(塩分0‰)と低塩分水浴がマハタ若齢魚Epinephelus septemfasciatusの生残およびマハタの寄生虫Benedenia epinepheliとNeobenedenia girellaeの駆虫に及ぼす影響を水温12と23℃ の条件下で検討した。その結果、次のことが明らかとなった。浸漬時間と塩分はマハタの死亡率に対して有意に影響した。また、水温23℃の条件下で淡水と塩分1‰の低塩分水に浸漬したマハタのLT50は、それぞれ1.4と9.6分間であった。水温12℃で淡水と塩分1‰の低塩分水に浸漬したマハタのLT50は、それぞれ37.3と58.4分間であった。水温23℃の条件下で、マハタに寄生したB. epinepheliとN. girellaeは塩分5‰以下の低塩分水に3.0分間浸漬することで完全に駆虫できた。水温12℃では、マハタに寄生したB. epinepheliは塩分5‰以下の低塩分水に3.0分間浸漬することで完全に駆虫できた(N. girellaeの駆虫については検討していない)。これらのことから、マハタに寄生したB. epinepheliは、水温12-23℃で塩分5‰の低塩分水に3.0分間浸漬することで駆虫可能であり、マハタに寄生したN. girellaeは、水温23℃で塩分5‰の低塩分水に3.0分間浸漬することで駆虫可能と考えられる。また、この浸漬条件であればマハタが死亡することはないと考えられる。ハダムシを駆虫するための浸漬では、淡水の代わりに塩分5‰の低塩分水を使用するべきであろう。
引用文献数
45
登録日
2011年7月19日
収録データベース
JASI ; AGROLib