温湯散布によるイチゴ炭疽病および灰色かび病防除の可能性

レコードナンバー
792993
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00011674
NACSIS書誌ID
AN10419066
本文言語
ja
著者名
小西 博郷 ; 小河原 孝司 ; 島本 桂介 ; 冨田 恭範
誌名
茨城県農業総合センター園芸研究所研究報告 = Bulletin of the Horticultural Institute, Ibaraki Agricultural Center
発行元
茨城県農業総合センター園芸研究所
巻号ページ
17号,p.43-46(2010-03)
ISSN
09194975
全文表示
PDF(281KB)
抄録
温湯をイチゴ苗上に散布することによる病害防除の可能性について検討した。炭疽病菌の接種前または接種後に温湯を散布することでイチゴの葉における炭疽病の病斑数は無処理区と比較して共に減少し、灰色かび病についても同様の傾向が認められた。温湯散布条件としては、炭疽病菌および灰色かび病菌接種前後で散布時間を30秒間に設定した場合は40℃以上で、温度を50℃に設定した場合は散布時間10秒間以上で効果があり、温湯散布の効果には温度依存的および時間依存的な傾向が見られた。また、45℃、30秒間の温湯散布ではイチゴ苗に熱害の影響は見られなかった。以上より、温湯散布にはイチゴの炭疽病および灰色かび病に対する予防効果および発病進展抑制効果の両方があると考えられ、イチゴ栽培における温湯散布実用化への可能性が示唆された。
引用文献数
4
登録日
2011年7月26日
収録データベース
JASI ; AGROLib