固体表面上のEscherichia coliに対する次亜塩素酸水溶液の超音波霧化の殺菌効果
- レコードナンバー
- 793429
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00012062
- NACSIS書誌ID
- AN00224774
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 浦野 博水 ; 福崎 智司
- 誌名
- 防菌防黴 = Journal of antibacterial and antifungal agents
- 別誌名
- 日本防菌防黴学会誌 ; J.Antibact.Antifung.Agents ; 防菌防黴 ; Bokin bobai ; Bokin-bobai-shi
- 発行元
- 防菌防黴研究会
- 巻号ページ
- 38巻・9号,p.573-580(2010-09)
- ISSN
- 03855201
- 抄録
- メンブレンフィルターおよび寒天栄養培地上のEscherichia coliの殺菌におけるpH調整次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)水溶液の超音波霧化の効果を限定空間内で検討した。遊離有効塩素(FAC)2-4 mg/lを含有するpH6.0、10.2のNaOCl水溶液を3ml/minで霧化し、フィルター除菌圧縮空気0.01m3/minで噴霧した。NaOCl水溶液の霧化微細粒子と直接接触させることにより、フィルター上でのE. coliの生残率はFAC濃度と曝露時間の積に依存して減少した。E. coliの死滅速度は、最終pHにおける非解離型であるHOClの濃度に依存することがわかった。3桁以上の対数値減少は、15分間以内の曝露で達成することができた。寒天培地上のE. coliに対してフィルター上と同等の殺菌効率を得るためには、FACを440-520mg/lに増加する必要があった。以上の結果から、HOCl含有水溶液の空間霧化は、固体表面、特に有機物汚れのない表面の消毒に効果的であることが示された。
- 引用文献数
- 22
- 登録日
- 2011年5月27日
- 収録データベース
- JASI