伊東市および小田原市に定着した外来種ハリネズミのミトコンドリアDNA多型解析

レコードナンバー
793479
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005635
NACSIS書誌ID
AN00164184
本文言語
ja
著者名
岡 孝夫 ; 長谷川 洋子 ; 鉄谷 龍之 ; 安藤 元一 ; 石井 信夫 ; Lee H. ; 小川 博 ; 天野 卓
誌名
東京農業大学農学集報
別誌名
東京農業大学農學集報 ; 農学集報 ; 東農大農学集報 ; 東京農大農学集報 ; Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku ; Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
発行元
東京農業大学
巻号ページ
55巻・2号,p.158-162(2010-09)
ISSN
03759202
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抄録
本研究はミトコンドリアDNA(mtDNA)の塩基多型情報から伊東市と小田原市に生息するハリネズミの種を同定することを目的とした。両地域のハリネズミに加え、韓国産マンシュウハリネズミErinaceus amurensisのmtDNA D-loop領域前半450bpの塩基配列を決定し、既報のナミハリネズミE. europaeusおよびヒトイロハリネズミE. concolorの配列を加えて解析を行なった。その結果、伊東市および小田原市のハリネズミではそれぞれ1つのハプロタイプしか認められなかった。一方、韓国産ハリネズミは4個体で4つのハプロタイプが認められた。このことからも現在日本に定着しているハリネズミの遺伝的多様性は低く、また、両地域の個体群が異なる導入経路を持つ可能性も示唆された。系統樹において、伊東市および小田原市のハリネズミは韓国産E. amurensisとクラスターを形成し、E. europaeusおよびE. concolorからは高いブートストラップ確率にて明確に区別された。また、伊東・小田原-E. amurensis間の遺伝的差異は他の2種における種内変異レベルの遺伝的差異よりも小さかった。よって伊東市および小田原市のハリネズミはE. amurensisであることが明らかとなった。
引用文献数
21
登録日
2011年7月26日
収録データベース
JASI ; AGROLib