オウレン、オウバクならびにそれらの主要成分ベルベリンはマウス受精卵の発生能を阻害する

レコードナンバー
811090
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20020157
NACSIS書誌ID
AN10548943
本文言語
en
著者名
角田 幸雄 ; 加藤 容子
誌名
Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名
日本卵子学会誌
発行元
日本哺乳動物卵子学会
巻号ページ
28巻・1号,p.40-46(2011-04)
ISSN
13417738
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抄録
生薬269種の水抽出物について,マウス前核期受精卵の発生能に及ぼす阻害効果を検討した。その結果,オウレンとオウバク抽出物ならびにそれらの主要成分であるベルベリンに,マウス前核期受精卵の発生能を阻害する作用があることが判明した。オウレンでは0.1μg/ml,オウバクでは10μg/ml,ベルベリンでは0.01μg/mlを添加した培地で培養されたマウス前核期受精卵は,胚盤胞への発生がほとんど完全に阻害された。また,100μgベルベリンを1日1回,交配の前後に2~14日間雌マウスに筋肉内投与すると,胚盤胞への発生率が有意に低下するとともに,妊娠満期における胎子数が有意に減少した。ベルベリンは,人や動物医薬品の成分として配合されている。ベルベリン投与雌における受胎阻害作用は完全ではなかったが,さらに投与方法を検討することにより,雌動物へのベルベリン投与は動物の非侵蝕的な受胎阻害法となる可能性が示唆された。
引用文献数
17
登録日
2012年12月6日
収録データベース
JASI ; AGROLib