エジプト紅海沿岸のマングローブ林の林分構造

レコードナンバー
811888
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00015342
NACSIS書誌ID
AN00033029
本文言語
en
著者名
吉川 賢 ; 井上 正樹 ; 吉森 一道 ; 中島 敦司 ; 寺南 智弘 ; 松尾 奈緒子 ; 萬城 遼 ; 宮本 千晴
誌名
岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University
別誌名
Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University ; 岡山大学農学部学術報告
発行元
岡山大學農學部
巻号ページ
100号,p.39-51(2011-02)
ISSN
04740254
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抄録
アラビア半島沿岸と紅海のアフリカ側沿岸に成立しているマングローブ林は,種組成の単純さと生育環境の厳しさによって,世界の他の地域のマングローブ林と大きく異なるものである。ここのマングローブ林は不規則で滅多に起こらない洪水に依存して,ワジの入り口やラグーンの内側に,パッチ状に小さな林分を形成している。ほとんどの林分はヒルギダマシ(Avicennia marina)の純林で,紅海の南部では一部でヤエヤマヒルギ(Rhizophora mucronata)が混生する。本研究ではそのヒルギダマシ林の林分構造を解析し,本種の再生産戦略や林分動態について検討した。林分密度が1,000から2,000本/haの林分を3つ選んだ。最大樹高は6.8mしかなく,紅海の高い塩分濃度が本種の成長を強く抑制していることが示唆された。林分の縁が海に開いている林分では,林内への波や風の影響を抑制するために,高密度のマント群落が発達していた。林分の陸側でも乾燥によって成長が抑制されていた。どの林分でも林床には高密度な稚樹バンクを持っていたが,林外での更新は限られていた。
引用文献数
42
登録日
2012年12月3日
収録データベース
JASI ; AGROLib