堆肥の施用による土壌物理性改良効果の評価

レコードナンバー
851519
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005635
NACSIS書誌ID
AN00164184
論文タイトル(英)
Estimation of Effects of Composts Mixing on Soil Physical Properties
本文言語
ja
著者名
藤川 智紀 ; 中村 貴彦 ; 駒村 正治
誌名
東京農業大学農学集報
別誌名
東京農業大学農學集報 ; 農学集報 ; 東農大農学集報 ; 東京農大農学集報 ; Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku ; Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
発行元
東京農業大学
巻号ページ
57巻・4号,p.267-274(2013-03)
ISSN
03759202
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PDF(846KB)
抄録
堆肥による土壌物理性の改良効果については,改良に至るメカニズムや施用方法と効果の定量的な関係が十分に明らかにされているとは言えない。本研究では,より均質な間隙構造の試料を作成できる撹乱土壌と堆肥を混合して土壌物理性を測定し,堆肥の種類,量および土壌の締固め強度が混合後の土壌の物理性および間隙の量や大きさに与える影響を検討した。牛ふんを原料とする堆肥は,土壌への混合量の増加にともない,気相率や間隙率が低下するにも関わらず通気係数や飽和透水係数が大きくなった。保水性の測定からは混合量の増加に伴い大きな間隙の割合が増加することが示されており,大きな間隙が通気性や透水性の上昇に寄与したと考えられた。一方,腐葉土を混合した試料の飽和透水係数はもとの土壌より大きくなったものの,通気係数はほとんど変化しなかった。腐葉土を混合した試料では締め固めの強度が大きくなっても通気係数や飽和透水係数の低下の割合が小さかった。保水性の測定からは腐葉土の作り出す大きな間隙は圧縮されにくいことが示された。堆肥の形状や大きさによって,作り出される間隙の大きさや量,圧縮への耐性に違いがあることが示唆された。
引用文献数
21
登録日
2013年12月26日
収録データベース
JASI ; AGROLib