Fusarium graminearumのTri4遺伝子のプロモーターをトリコテセン生合成遺伝子クラスターの末端に配置すると機能しない

レコードナンバー
851791
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20537897
NACSIS書誌ID
AA12723656
論文タイトル(英)
A promoter of Fusarium graminearum Tri4 does not function when placed at the end of the trichothecene gene cluster
本文言語
en
著者名
東海 武史 ; 中嶋 佑一 ; 市川 雛代 ; 前田 一行 ; 西内 巧 ; 小林 哲夫 ; 木村 真
誌名
Mycotoxins
別誌名
マイコトキシン
発行元
日本マイコトキシン学会
巻号ページ
63巻・1号,p.17-25(2013-01)
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抄録
トリコテセン生合成遺伝子クラスターの中心の領域には,2つの経路遺伝子と2つの調節遺伝子の合計4つの生合成遺伝子(Tri遺伝子)が存在し,トリコテセン基本骨格を形成する。このうちの1つTri4遺伝子は多機能シトクロムP450をコードし,トリコテセン産生条件下で高レベルに発現が誘導される。遺伝子クラスター外の全く関係のないところにはTri101が単一遺伝子として存在し、Fusarium graminearumにおいてはトリコテセンの毒性からの自己耐性に寄与している。これらのプロモーターの活性を,毒素産生誘導条件下でGUS遺伝子をレポーターとして用い,TEF1α遺伝子(高レベルで発現する翻訳伸張因子をコードする)のプロモーターの活性と比較した。クラスターの末端に組み込んだTri101プロモーターとGUS遺伝子との融合およびTEF1αプロモーターとGUS遺伝子との融合によって示されるレポーター活性は,もともとの位置にそれらのプロモーターがある場合に示す活性と一致した。しかしもともとの位置からの正常なTri4の転写とは対照的に,遺伝子クラスターの末端に配置したTri4プロモーターからはGUS活性が検出されなかった。従ってクラスター内におけるプロモーターの位置がTri4の本来の発現制御にとって重要であると考えられる。
引用文献数
18
登録日
2014年1月16日
収録データベース
JASI ; AGROLib