イチジク挿し穂の活着と生育に及ぼす挿し木床及び挿し穂の温度と水分の影響
- レコードナンバー
- 853084
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20036927
- NACSIS書誌ID
- AA12412168
- 論文タイトル(英)
- Influence of temperature and water content of fig cuttings and of propagation bed on rooting of cuttings and growth of young plants
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 平井 達也 ; 北口 美代子 ; 曽良 久男
- 誌名
- 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center
- 別誌名
- 千葉農林総研研報 ; CAFRC Res. Bull.
- 発行元
- 千葉県農林総合研究センター
- 巻号ページ
- 5号,p.19-26(2013-03)
- ISSN
- 18835295
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- PDF(4410KB)
- 抄録
- イチジク「桝井ドーフィン」の休眠枝を用い,露地黒ボク土における挿し木床及び挿し穂の温度と水分が挿し木に及ぼす影響を調査した1. 挿し木床を黒ポリマルチで被覆すると,わらマルチ及び無マルチより萌芽が早まるとともに苗木の生育が良好となった。2. 挿し穂の乾燥を防止するため挿し穂地上部にパラフィルム系テープ巻いて挿し木を行うと,挿し穂の切断面にろうを塗布するより挿し穂含水率及び昼間の挿し穂温度が高くなったため,萌芽期が早まり,活着率が向上した。3. 挿し木の適期は、挿し木から萌芽期までの平均気温が約15℃となる時期であった。4. 挿し木前の挿し穂の乾燥は,水に浸漬した後の挿し穂重の89%までの低下であれば,萌芽所要日数,活着率及び苗木の生育に影響はなかった。83%では萌芽所要日数が長くなり活着率が低下したが,水に再浸漬することにより改善した。72%に低下すると再浸漬の有無にかかわらず萌芽しなかった。5. 以上から,イチジクの挿し木は挿し木から萌芽期までの平均気温が約15℃となる4月中旬ごろに行う。水に浸漬した直後の挿し穂重の80%以下に乾燥させないように管理した挿し穂を挿し木前日から一晩水に浸漬し,黒ポリマルチを展張した挿し床に行うことで萌芽,活着促進されその後の生育も良好となり優良な苗木が育成できる。挿し穂の地上部にパラフィルム系テープを巻くと,活着がより安定する。
- 引用文献数
- 5
- 登録日
- 2014年2月28日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI