定植前リン酸苗施用によるネギの生育促進
- レコードナンバー
- 870040
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20011749
- NACSIS書誌ID
- AN00195767
- 論文タイトル(英)
- Growth of welsh onion (Allium fistulosum L.) after pre-transplanting phosphorus application
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 村山 徹 ; 宮沢 佳恵
- 誌名
- 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
- 別誌名
- 日本土壌肥料学雑誌 ; Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition ; 日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
- 発行元
- 日本土壌肥料學會
- 巻号ページ
- 84巻・6号,p.455-461(2013-12)
- ISSN
- 00290610
- 全文表示
- PDF(4149KB)
- 抄録
- 定植前リン酸苗施用は,圃場へのリン酸施用量を減らすための栽培法の一つである。ネギのリン酸減肥栽培技術を確立するため,2009~2011年に定植前リン酸苗施用の生育,収量およびリンの吸収に対する影響を検討した。すなわち,定植前リン酸苗施用区では,ネギのチェーンポット苗をリン酸カリウム溶液(リン0.5%)に浸漬してから定植した。圃場へのリン酸施用量は21gm-2を基準(100%)とし,0,50,75%の4水準とした。定植前リン酸苗施用によって初期生育は顕著に促進され,2009年にはリン含有率も高まった。時間の経過とともにその差は小さくなったが,収穫時でもネギの全重は有意に大きかった。2010年と2011年には調製重も有意に大きく,収量が高まった。一方,施用したリン酸のネギの全重,調製重およびリン含有率に及ぼす有意な影響はみられなかった。これらのことから,ネギ栽培においてはリン酸施用量に関わらずP苗施用によって初期生育が顕著に促進され,増収や収穫期の前進が期待できること,また,圃場へのリン酸施肥の収量への効果は小さいことが示唆された。
- 引用文献数
- 24
- 登録日
- 2014年6月11日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI