リボソームDNAの大サブユニット領域およびITS領域の塩基配列にもとづくべニタケ科クロハツ節の分子系統

レコードナンバー
873490
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20032717
NACSIS書誌ID
AA12234310
論文タイトル(英)
The phylogeny of Russula section Compactae inferred from the nucleotide sequences of the rDNA large subunit and ITS regions
本文言語
en
著者名
下野 義人 ; 広井 勝 ; 高松 進
誌名
三重大学大学院生物資源学研究科紀要 = The bulletin of the Graduate School of Bioresources Mie University
発行元
三重大学大学院生物資源学研究科
巻号ページ
40号,p.65-75(2014-03)
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抄録
リボソームDNA 28S領域(LSU rDNA)および5.8Sを含むITS領域の塩基配列に基づいて、ベニタケ属クロハツ節の分子系統解析を行った。外群を含めて28S領域の解析には42個、ITS領域では49個のシークエンスを用いた。最節約法(MP)に基づく、リボゾームDNAの28S領域の解析では、クロハツ節は大きな3群(group A-C)に別れた。Group Aはクロハツモドキ(Russula densifolia)とコゲイロハツ(R. adusta)、Group Bはニセクロハツ(R. subnigricans)、Group Cはクロハツ(R. nigricans)で構成された。ITS領域の解析ではGroup Bの単系統を支持しなかった。MPおよび近隣結合法(NJ)ではGroup B-5は今回の研究で用いたすべてのクロハツ節の個体と姉妹群を形成し、Group B-1はGroup Cと同群に属した。これらのことから、クロハツモドキとコゲイロハツを含むGroup Aとクロハツを含むgroup Cはともに単系統であると推測されたが、ニセクロハツ(group B)は単系統ではないと考えられた。コゲイロハツを除くとクロハツモドキの特徴を示す仲間は6小群に別れた。
引用文献数
31
登録日
2014年11月21日
収録データベース
AGROLib ; JASI