採卵鶏のストレス緩和と衛生対策を考慮したストレス軽減ケージ飼養技術確立

レコードナンバー
873811
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20025129
NACSIS書誌ID
AA12180299
本文言語
ja
著者名
富久 章子 ; 藤本 武 ; 澤 則之
誌名
徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Institute
別誌名
徳島畜研報 ; Bull. Tokushima. Pref. Lives. Res. Ins. ; 徳島県畜産研究所研究報告
発行元
徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所
巻号ページ
8号,p.34-43(2010-01)
ISSN
18812619
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抄録
採卵鶏におけるアニマルウェルフェアと生産性・衛生対策の両立を目的として,徳島杉で作成した当所開発の群飼ケージ(杉ケージ)と市販群飼ケージ(ベランダケージ)に白玉鶏を25羽ずつ飼養し,従来型の単飼ケージと生産性及び血清中α1酸性糖蛋白(α1AG)について比較検討した(試験1)。21~64週齢の平均飼料要求率は,単飼ケージ(2.04) < 杉ケージ(2.09) < ベランダケージ(2.29)であった。64週齢生存率は,ベランダケージ(72%) < 杉ケージ(96%) < 単飼ケージ(100%)であった。血清中α1AGは単飼ケージが低値で推移したのに対し,杉及びベランダケージは高値の期間があった。杉ケージの生産性は単飼ケージよりも劣るものの,ベランダケージよりも優れており,平面床のベランダケージに対して,杉ケージ内の段差が敵対行動からの避難に有効であったと推察された。ベランダケージにおけるビークトリミングの影響を調査したところ(試験2),飼料摂取量はビークトリミングの影響を受けていないが,21~64週齢の平均へンデイ産卵率は無処理区で低く(82.5%),21~64週齢の平均飼料要求率もトリミング区(2.19)と比較して無処理区(2.29)は高かった。64週齢の生存率はビークトリミングの有無に関わらず72%であったが,羽数減少はトリミング区の方が緩やかであり,ビークトリミングの効果が推察された。
引用文献数
6
登録日
2015年1月20日
収録データベース
JASI ; AGROLib