サツマイモを蒸した際のマルトース生成に及ぼす塊根のβ-アミラーゼ活性およびデンプン糊化温度の影響
- レコードナンバー
- 890100
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00012295
- NACSIS書誌ID
- AN10467499
- 論文タイトル(英)
- The effects of beta-amylase activity and starch pasting temperature on maltose generation in steamed storage roots of sweet potato
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 中村 善行 ; 藏之内 利和 ; 高田 明子 ; 片山 健二
- 誌名
- 日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology
- 別誌名
- 日本食品科学工学会誌
- 発行元
- 日本食品科学工学会
- 巻号ページ
- 61巻・12号,p.577-585(2014-12)
- ISSN
- 1341027X
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- PDF(1149KB)
- DOI
- https://doi.org/10.3136/nskkk.61.577
- 抄録
- 調理後の甘さが大きく異なる多様なサツマイモ品種・系統や育種素材を供試して,塊根のβ-アミラーゼ活性およびデンプンの含量,糊化温度と蒸しいものマルトース含有率との関係を調べた。マルトース含有率はβ-アミラーゼ活性の上昇に伴って増加したが,活性が約0.2m mole maltose/min/mg proteinを越えると含有率の増加は抑制された。マルトース含有率とデンプン含有率との間には相関が認められなかったが,デンプン糊化温度との間には弱い負の相関が認められた。特に,β-アミラーゼ活性が高い塊根では糊化温度が低いほどマルトース含有率が高い傾向が見られた。また,デンプンの糊化温度が比較的高い品種「ベニアズマ」を本州より気温の低い北海道で栽培すると,糊化温度が有意に低下し,β-アミラーゼ活性は同等かあるいはそれ以下にも拘わらず,マルトース含有率が有意に高くなった。サツマイモの加熱調理に伴うマルトース生成には塊根のβ-アミラーゼ活性に加えてデンプンの糊化し易さも重要であると考えられた。
- 引用文献数
- 24
- 登録日
- 2015年3月26日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib