北アメリカのノウサギはアレンの法則に従わない
- レコードナンバー
- 891911
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00015063
- NACSIS書誌ID
- AN00193852
- 論文タイトル(英)
- Allen's rule does not hold for North American hares
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 岸 茂樹
- 誌名
- 日本生態學會誌
- 別誌名
- 日生態会誌 ; Jpn. j. ecol ; Japanese journal of ecology ; 日本生態学会誌
- 発行元
- 日本生態学会暫定事務局
- 巻号ページ
- 65巻・1号,p.61-64(2015-03)
- ISSN
- 00215007
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- PDF(590KB)
- 抄録
- アレンの法則とは、恒温動物の種内および近縁種間において高緯度ほど体の突出部が小さくなる傾向をいう。アレンは北アメリカのノウサギ属を例にこの仮説を提唱した。しかしこの例を含めてアレンの法則は検証例が少ない。そこで本研究ではアレンの法則が書かれた原典からノウサギ属Lepusのデータを抜き出しアレンの法則がみられるか検証した。その結果、相対耳長と緯度には有意な相関はみられなかった。相対後脚長、および体長と緯度には正の相関がみられた。したがって、アレンが記録した北アメリカのノウサギ属にはアレンの法則はみられず、むしろベルクマンの法則がみられることがわかった。相対耳長と緯度に負の相関がみられなかった主な原因は、低緯度地域にも耳の短い種が生息することである。耳の長さには緯度以外にも生活様式や生息場所が大きく影響するためと考えられる。
- 引用文献数
- 16
- 登録日
- 2015年7月6日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib