イヌジステンパーウイルスおよび日本脳炎の抗体保有状況と課題

レコードナンバー
912455
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20040890
本文言語
ja
著者名
前田 健
誌名
兵庫ワイルドライフモノグラフ
別誌名
兵庫県森林動物研究センター兵庫ワイルドライフモノグラフ
発行元
兵庫県森林動物研究センター
巻号ページ
1号,p.55-65(2009-03)
ISSN
18838219
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抄録
・兵庫県におけるアライグマのイヌジステンパーウイルスおよび日本脳炎ウイルスの感染歴を明らかにするため、抗体保有状況を調べた。1. イヌジステンパーウイルス・アライグマ56頭中19頭(33.9%)がイヌジステンパーウイルスに過去に感染していた。・イヌジステンパーウイルス感染率に地域差が認められることから、イヌジステンパーウイルスがアライグマ間で拡大している可能性が示唆された。・ジステンパーウイルスはアライグマ以外のタヌキやイタチなどの兵庫県内の野生動物にも感染している可能性があるため、野生動物の衰弱などを発見した際には、他の動物に感染を広げないように検査・隔離することが重要である。2. 日本脳炎ウイルス・兵庫県のアライグマの40.7%が日本脳炎ウイルスに対して抗体を保有していた。・都道府県別、地域別の日本脳炎ウイルス抗体保有率に違いが認められた。・アライグマの性別や体重別の日本脳炎ウイルス抗体陽性率に大きな違いはなかった。・日本脳炎ウイルス抗体保有率における地域差は、日本脳炎ウイルスの拡大に必要な要因(蚊、ブタなど)に大きく影響を受けていると考えられる。・ヒトやウマはワクチン接種を行うとともに、蚊に刺されないよう長袖・長ズボンの着用、防虫剤の使用を推奨する。
登録日
2017年11月16日
収録データベース
JASI ; AGROLib