NaOH水溶液を利用したハウス内CO2濃度分布の推定
- レコードナンバー
- 912738
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20004168
- NACSIS書誌ID
- AA11608561
- 論文タイトル(英)
- Estimation of CO2 concentration distribution using NaOH solution in greenhouse
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 鈴木 克己 ; 佐々木 達也 ; 糠谷 明 ; 中山 正和 ; 狩野 敦 ; 切岩 祥和
- 誌名
- 園芸学研究
- 別誌名
- Horticultural research (Japan)
- 発行元
- 園芸学会
- 巻号ページ
- 16巻・4号,p.455-463(2017-10)
- ISSN
- 13472658
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- PDF(815KB)
- DOI
- https://doi.org/10.2503/hrj.16.455
- 抄録
- 施設園芸においてCO2施用を効率よく行うために,ハウス内のCO2濃度の分布を把握する必要がある。本研究では,ハウス内において,同時に多点のCO2濃度を簡易・安価に測定することを目標に,水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液を用い,pH値の変化の大小からCO2濃度を推定し,ハウス内のCO2濃度分布を調べる方法を検討した。NaOH水溶液を異なるCO2濃度環境下においたところ,pH変化値は用いた容器の水溶液面の表面積,NaOHの濃度,設置時間,水溶液温度に影響を受けた。ハウス内での測定には,0.004mol・L-1の50mLのNaOH水溶液をプラスチック容器に入れて3時間設置し,pH変化値を調べることが適切であると思われた。異なる温度で異なるCO2環境におけるpH変化値を調査し,水溶液温度とpH変化値からCO2濃度を推定する関係式を作成した。CO2施用したイチゴハウスで実験を行ったところ,推定式より計算されたCO2濃度は,屋外よりもハウス内で高く,ハウス内ではCO2施用チューブからの距離や,床面からの高さにより異なった。推定CO2濃度は,CO2温湿度センサで測定した値よりも100ppm程度高く,風速や光などの環境要因が影響したものと思われた。本方法は,ハウス内のCO2濃度分布を推定する簡易方法として利用できる可能性が示された。
- 引用文献数
- 23
- 登録日
- 2018年1月15日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI