六甲山におけるイノシシ管理の現状と課題

レコードナンバー
912937
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20040890
本文言語
ja
著者名
横山 真弓
誌名
兵庫ワイルドライフモノグラフ
別誌名
兵庫県森林動物研究センター兵庫ワイルドライフモノグラフ
発行元
兵庫県森林動物研究センター
巻号ページ
8号,p.41-49(2016-03)
ISSN
18838219
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PDF(5337KB)
抄録
・野生動物管理の3原則、被害管理、個体数管理、生息地管理を適切に行うことが必要であるが、増加力の高いイノシシ管理では、特に被害管理と個体数管理が重要である。・兵庫県のイノシシは増加しており、農業被害は全県で深刻である。特に阪神間や北部では生息数が急増している。・イノシシはあらゆる環境に適応し、本来ミミズや草の根など粗食なものを採食しているが、学習能力が高く、栄養価の高いものへの執着も強い。・神戸市では餌付けによって、イノシシが市街地に侵入するようになったが、市民の多くは、六甲山の生息環境が悪化し餌がないためと誤解し、餌付けを許容している。・六甲山系はかつて禿山であったが、100年前の植林活動により現在は豊かな広葉樹林が広がっている。イノシシの食物環境は良好であり個体数も増加傾向にある。・イノシシとの共存に餌付けは不要であり、餌付けを許容しない地域づくりを行うことで、イノシシの市街地侵入を防ぐことが可能となる。
登録日
2018年1月15日
収録データベース
AGROLib ; JASI