乳酸菌オリゴDNAを腸まで届ける経口用ナノカプセルの開発
- レコードナンバー
- 921096
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20041572
- NACSIS書誌ID
- AA12598816
- 論文タイトル(英)
- Development of oral-nanocapsules for LAB-ODN delivery to gut
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 下里 剛士
- 誌名
- JATAFFジャーナル = JATAFF journal
- 発行元
- 農林水産・食品産業技術振興協会
- 巻号ページ
- 6巻・3号,p.27-33(2018-03)
- ISSN
- 21874948
- 抄録
- オリゴDNAとは,微生物ゲノムDNAに由来する免疫機能性核酸素材である。これまでに優れた免疫機能を有するオリゴDNA(DNA短鎖)が次々と見出されているが,その簡便かつ経済的な投与方法は確立されていない。特にオリゴDNAは胃酸による分解を受けることから,注射器による投与方法が採用されてきた。筆者らの研究グループは「食べるオリゴDNA」を掲げ,乳酸菌由来のオリゴDNAを独自技術でコーティングし,胃液に溶けず腸まで届く「DNAナノカプセル」の開発に成功した。さらに注射投与量の1/10量に相当するオリゴDNAをナノカプセル化し,繰り返し腸管に送達させることで,全身免疫系を制御できることを初めて示した。今後,オリゴDNAを有効成分とする家畜飼料や機能性食品の創製が期待される成果である。
- 引用文献数
- 9
- 登録日
- 2018年5月28日
- 収録データベース
- JASI