マグネシウムを中心としたミネラル栄養に関する基礎的研究
- レコードナンバー
- 930273
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00014795
- NACSIS書誌ID
- AN00311992
- 論文タイトル(英)
- Basic studies of mineral nutrition centered on magnesium
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 松井 徹
- 誌名
- 日本栄養・食糧学会誌 : Nippon eiyō shokuryō gakkaishi = Journal of Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 別誌名
- 日本栄養・食糧学会誌 ; Journal of Japan Society of Nutrition and Food Science
- 発行元
- 日本栄養・食糧学会
- 巻号ページ
- 72巻・5号,p.211-219(2019-10)
- ISSN
- 02873516
- 全文表示
- PDF(2131KB)
- 抄録
- 日本を含め先進諸国ではマグネシウム(Mg)摂取不足が問題となっている。本稿では,われわれが行ってきたMgを中心としたミネラル栄養に関する基礎的研究を紹介する。溶解性はMg吸収に大きな影響を及ぼすが,海藻や飲用水中Mgの吸収を検討し,溶解しているMgの形態や消化管内滞留時間もMg吸収に影響を及ぼすことを示した。Mg欠乏は肝臓中マスト細胞数を増加させることを明らかにした。肝臓および肝臓を構成する細胞のモデル培養系を用いた代謝物の網羅的解析によって,Mg欠乏により生じる新奇な代謝異常を明らかにした。Mg欠乏時の肝臓中金属類の網羅的解析を行い,モリブデンなど8種の金属類濃度が変動することを見出した。また,Mg欠乏による肝臓中亜鉛トランスポーター(Zip14)とメタロチオネインの発現増加が肝臓中亜鉛を増加させること,Mg欠乏は鉄過剰に対するヘプシジン発現応答を抑制することによって鉄代謝を撹乱することを示した。加えて,アクチビンBやインターロイキン-1βが,ヘプシジン発現亢進を生じる分子機構を解明した。
- 引用文献数
- 43
- 登録日
- 2020年4月9日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI