泡殺鳥システムで用いられる発泡剤を単独で用いた場合および発泡剤に消毒薬を添加した場合の大腸菌と鳥インフルエンザウイルスに対する消毒効果
- レコードナンバー
- 937018
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00011607
- NACSIS書誌ID
- AN0007252X
- 論文タイトル(英)
- Disinfection effects of a foaming agent in a water-based foam depopulation system for poultry
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 中島 渓 ; 粕谷 和史 ; 齋藤 匡人 ; 住吉 理穂 ; 岩中 麻里 ; 田上 勝則
- 誌名
- 鶏病研究会報
- 別誌名
- Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases ; 鶏病研究会報
- 発行元
- 鶏病研究会
- 巻号ページ
- 56巻・4号,p.159-162(2021-02)
- ISSN
- 0285709X
- 全文表示
- PDF(727KB)
- 抄録
- 農林水産省動物検疫所では,高病原性および低病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫支援のため,大型防疫資材である泡殺鳥システムを保管している。本研究では,泡殺鳥システムで用いられる発泡剤単独の消毒効果と,発泡剤に3つの異なる消毒薬をそれぞれ添加した場合の消毒効果を実験室内で検証した。その結果,発泡剤単独では大腸菌に対する発育抑制効果および鳥インフルエンザウイルスに対する十分な不活化効果はみられなかったが,発泡剤に2種類の塩素系消毒薬をそれぞれ添加した場合,対照と比較し菌量およびウイルス量は大きく減少した。一方,発泡剤に逆性石けん系消毒薬を添加した場合,大腸菌の発育は抑制されず,ウイルスの不活化効果も限定的であった。本研究の結果,泡殺鳥システムで用いられる発泡剤に塩素系消毒薬を添加することで,病原体に対する消毒効果が得られることが示唆された。今後実際の鶏舎環境を想定し,鶏糞などの有機物を混ぜ消毒効果の検証を行う必要があると考えられた。
- 引用文献数
- 10
- 登録日
- 2021年7月14日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib