ヤクシカ(Cervus nippon yakushimae)による稲ワラの消化率と舎飼いにおける一般行動について
- レコードナンバー
- 391156
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00013929
- NACSIS書誌ID
- AN00121352
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 辻井 弘忠
- 誌名
- 信州大学農学部紀要
- 別誌名
- Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
- 発行元
- 信州大学農学部
- 巻号ページ
- 24巻・2号,p.115-121(1987-12)
- ISSN
- 05830621
- 全文表示
- PDF(385KB)
- 抄録
- ヤクシカにおける稲ワラの消化率を測定する目的で,雌雄各一頭(♂58kg,♀27kg)を糞尿分離の可能な飼育ケージーに入れ,稲ワラの消化率を測定した。5日間の馴致後,7日間の予備試験,つづいて7日間の試験期間として,全糞採取による消化試験を行った。その結果,稲ワラの摂取量は平均雄648g,雌632gであった。雄鹿,雌鹿それぞれ稲ワラの消化率は,粗蛋白1.01-22.81%,粗脂肪40.23-46.72%,可溶無窒素61.41-56.25%,粗繊維59.49-63.65%であった。また可消化粗蛋白質(DCP)は0.45-0.02%,可消化養分総量(TDN)は27.58-30.36%であった。また,舎飼いにおけるヤクシカの一般行動を6日間連続ビデオカメラで録画し分析を行った。その結果,雌雄とも一日の約30%を反芻,約60%を休息・佇立・彷徨,残り約10%が飲水・摂食に費していた。また摂食および反芻は,夕方から夜間に多くみられ,休息は昼間多い傾向がみられた。
- 引用文献数
- 12
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI