野生イワナの毛鉤釣りによるCatch-and-Release後のCPUEと生息尾数の変化

レコードナンバー
641617
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00008678
NACSIS書誌ID
AN00124667
本文言語
ja
著者名
山本 聡 ; 小原 昌和 ; 河野 成実 ; 川之辺 素一 ; 茂木 昌行
誌名
水産増殖
別誌名
Suisanzoshoku ; Aquaculture Science ; Aquacult. Sci.
発行元
水産増殖談話会
巻号ページ
49巻・4号,p.425-429(2001-12)
ISSN
03714217
全文表示
PDF(40KB)
抄録
渓流においてイワナ自然個体群を対象に、5月から9月に毛鉤釣りによるCatch-and-Releaseの試行実験を計13回行い、CPUEの変化などを調べた。また、釣獲調査の前後で電気ショッカーによる捕獲調査を行い、以下の結果を得た。 1)釣獲調査による延べ釣獲数は317尾で、このうち再捕個体が112尾あった。このためC&Rされた個体の実数は205尾となった。 2)再捕個体の出現率は、調査回次が進むにつれて増加したが、1回あたりの釣獲数(CPUE)は減少しなかった。 3)生息尾数は釣獲調査の前が513尾、後が575尾でほぼ同等と推定された。 4)C&R試行試験によるイワナの死亡率は約2.0%と推定された。 5)釣獲調査後の成熟個体のうち、C&Rされた個体が59%を占めた。 以上の結果から渓流における釣獲個体の持ち帰りは、イワナ資源の減少の大きな要因であり、C&Rは資源の維持に効果的であると考えられる。
引用文献数
20
登録日
2011年12月19日
収録データベース
AGROLib ; JASI