フタル酸エステルのハウス栽培における動態

レコードナンバー
711951
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005567
NACSIS書誌ID
AA11587869
本文言語
ja
著者名
佐藤 賢一 ; 佐藤 岩夫 ; 中村 幸二
誌名
埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center
別誌名
埼玉農総研研報
発行元
埼玉県農林総合研究センター
巻号ページ
4号,p.1-9(2005-03)
ISSN
13467778
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抄録
農業用塩化ビニル資材中に含まれる、フタル酸エステルのハウスにおける動態を調べた。土壌中におけるフタル酸エステルの分解性は大きく、2週間程で初期濃度の1/10に低下した。農業用塩化ビニルフィルムからの溶出は、温度が高くなると増加した。ハウス内の気中におけるフタル酸エステル濃度は定量限界以下か室内環境基準値程度であった。フタル酸エステルは、ハウス内でビニルフィルムに付着した水分に伴って動くと推定された。ハウス栽培のコマツナにおけるフタル酸エステルは、フタル酸ジエチルヘキシルで0.07?0.24mg/kgと比較的低濃度であった。塩化ビニルハウス内で作物を栽培しても、通常の条件下では、フタル酸エステルの付着が問題になることは少ないと考えられるが、塩化ビニル中のフタル酸エステルは、ハウス内の結露水に溶けることから、結露水に作物を触れさせないことが、フタル酸エステルの付着を回避するためには最も重要と考えられた。
引用文献数
7
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib