日本における食用きのこの害虫

レコードナンバー
731205
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00010758
NACSIS書誌ID
AN10164318
本文言語
ja
著者名
岡部 貴美子
誌名
森林総合研究所研究報告
別誌名
Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元
森林総合研究所
巻号ページ
5巻・2号,p.119-133(2006-06)
ISSN
09164405
全文表示
PDF(1176KB)
抄録
我が国のきのこ栽培において被害を発生させた、あるいは発生させる可能性のある分類群を中心に、きのこ食の節足動物(ダニ、トビムシ、昆虫)についてレビューした。昆虫は、ダニやセンチュウなどほかの小動物に比べて飛翔等による移動能力が高いことから、それらの移動分散を助ける便乗寄主としての役割も担っている。害虫の防除に際しては、このような昆虫の機能にも留意すべきことが明らかになった。また、年々栽培種が増加している現状では、野生きのこを摂食する生物も潜在的な害虫としてあるいは害虫防除のヒントとなる生態を持つものとして考慮する必要がある。このような観点から、海外のきのこ栽培で害虫化している種や、注目すべき生態を持った食菌性の節足動物についてもレビューした。その結果、ほとんどの種類のきのこを摂食し、増殖率が高い種の多いハエ類は、重要害虫でありながら防除も困難であることが改めて明らかとなった。
引用文献数
168
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib