垂下式養殖網籠を利用した二枚貝と海藻の混合養殖の生産ならびに環境効果

レコードナンバー
752558
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00008678
NACSIS書誌ID
AN00124667
本文言語
ja
著者名
濱岡 秀樹 ; 奥田 昇 ; 大森 浩二
誌名
水産増殖
別誌名
Suisanzoshoku ; Aquaculture Science ; Aquacult. Sci.
発行元
水産増殖談話会
巻号ページ
55巻・4号,p.547-555(2007-12)
ISSN
03714217
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抄録
垂下式二枚貝養殖の網籠を利用したヒオウギガイと紅藻トサカノリの混合養殖の生産効率と環境効果について検討した。野外において、貝単独、海藻単独、両者を混合した養殖実験を行ったところ、トサカノリの収穫量は単独で養殖するよりも、混合養殖することによって顕著に増加した。室内実験から、ヒオウギガイが排出した栄養塩類はトサカノリによって効果的に吸収されていることが明らかとなった。野外において、混合養殖に伴う海藻類の被覆が懸濁物濾過食者であるヒオウギガイの成長を阻害する効果は認められなかった。また、混合養殖したヒオウギガイに付着するフジツボ類の個体数は単独で養殖したものよりも有意に減少した。これらの結果から、混合養殖を行うことによって、単に収率が高まるだけでなく、付着生物除去コストの軽減という副次効果が期待された。最後に、混合養殖による生物浄化機能を利用した環境修復効果について若干の考察を加えた。
引用文献数
24
登録日
2011年1月13日
収録データベース
JASI ; AGROLib