路網開設に伴う二酸化炭素排出量の現状と今後

レコードナンバー
813966
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00010758
NACSIS書誌ID
AN10164318
本文言語
ja
著者名
鈴木 秀典 ; 岡 勝 ; 山口 浩和 ; 陣川 雅樹
誌名
森林総合研究所研究報告
別誌名
Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元
森林総合研究所
巻号ページ
9巻・4号,p.153-162(2010-12)
ISSN
09164405
全文表示
PDF(798KB)
抄録
近年の林業では、経済性や安全性の観点から機械化やそのための路網整備が必要不可欠となっているが、機械作業や路網整備にはエネルギーの使用が不可欠で、これらの機械からは必ず二酸化炭素が排出される。 よって、森林による二酸化炭素吸収量を適正に評価するためには、また、今後の機械化作業や路網整備の方向性を議論するためにも、林業活動に伴う排出量を明らかにする必要がある。 本研究では日本の森林を対象に路網整備過程に着目して、林道、作業道の開設工事において、建設機械の燃料消費による二酸化炭素排出量を算出した。このために、民有林林道では設計書から土工量および燃料消費量を調べた。国有林林道では民有林林道の値からこれらの値を推定した。作業道では既存の調査による土工量および民有林林道の値から燃料消費量を推定した。これらの値と、各年間開設延長から排出量を算出した結果、2007年度の排出量が、民有林林道から48.09ktCO2/年、国有林林道から11.71ktC02/年、民有林作業道から97.64ktCO2/年と算出された。また、森林・林業基本計画(2006)における林道・作業道の整備目標を達成すると、2007年以降、19.11~20.39MtCO2の二酸化炭素が排出されるとの予測結果を得た。
引用文献数
17
登録日
2012年12月3日
収録データベース
JASI ; AGROLib