栗山川におけるシロザケOncorhynchus ketaの種苗放流事業30年の歴史
- レコードナンバー
- 841533
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20024152
- NACSIS書誌ID
- AA1215225X
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 梶山 誠
- 誌名
- 千葉県水産総合研究センター研究報告
- 別誌名
- 千葉水総研報
- 発行元
- 千葉県水産総合研究センター
- 巻号ページ
- 4号,p.51-66(2009-03)
- ISSN
- 18810594
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- PDF(5152KB)
- 抄録
- 千葉県では,九十九里から夷隅地域沿岸河川の新しい漁業資源を開発するため,県が主体となり昭和51年度に栗山川でシロザケ(以下サケという)の放流を開始した1)。放流用の種苗には,北海道や岩手県産の発眼卵を移殖し育てた稚魚を使用し,昭和52年度には夷隅川で,昭和56年度には加茂川でも放流が開始された。この結果,栗山川,夷隅川では昭和55年度から,加茂川では昭和61年度から親魚の回帰が確認されるようになり,昭和62年度には栗山川で1,884尾,夷隅川で1,164尾と最大の回帰が見られた。しかし,漁業資源としての価値が見込めないと判断されたことから,県主体の放流事業は平成10年度で終了した2-25)。その後,栗山川では流域の横芝光町(平成18年に横芝町と光町が合併)が漁業協同組合と協力して放流事業を継続することになり,親魚採捕,種苗生産,放流にとどまらず,小中学生による稚魚放流式や採捕見学会,稚魚の里親制度等にまで活動を広げ現在に至っている。このように,千葉県でのサケ増殖事業は開始から30年以上が経過し,栗山川において地元関係者の努力により増殖事業が定着し,安定した回帰が得られるとともにその活動が住民に浸透するなどの成果を上げている。このため,今後さらに展開が図られていくにあたり,これまでの経過を整理し取りまとめを行ったので報告する。
- 引用文献数
- 28
- 登録日
- 2012年11月30日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib