持続性の高リン血症と皮膚石灰沈着症を示した若齢猫の1例

レコードナンバー
890066
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014801
NACSIS書誌ID
AN00191857
論文タイトル(英)
Persistent hyperphosphatemia and calcinosis cutis in a young cat
本文言語
ja
著者名
黒田 聡史 ; 佐々木 伸雄 ; 伊藤 直之 ; 村岡 登
誌名
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元
日本獸医師会
巻号ページ
67巻・12号,p.923-927(2014-12)
ISSN
04466454
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抄録
7カ月齢の日本猫が,左前肢の跛行と掌球部の石灰沈着に伴う白斑を主訴に来院した。血液検査では持続的な高リン血症がみられたが,血漿カルシウム値は正常範囲内であった。また,腎不全,甲状腺機能亢進症及び原発性上皮小体機能低下症は認められず,当初は血清中のビタミンD値が高値を示した。リン制限食給与並びにリン吸着剤の投与により,血漿無機リン(iP)値は有意に減少し,カルシウム・リン溶解度積も減少した。また,ビタミンD値は正常値に復した。しかし,血漿iP値は依然正常範囲より高値であった。跛行は改善したものの,掌球の石灰沈着症は初診から2年半以上にわたり観察された。本例の高リン血症の原因は明らかにできなかった。
引用文献数
14
登録日
2015年3月26日
収録データベース
JASI ; AGROLib