福岡県のと畜場に搬入された馬にみられた肝臓灰白色硬結節と多包虫感染との関連性

レコードナンバー
891903
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014801
NACSIS書誌ID
AN00191857
論文タイトル(英)
The relationship between hepatic grayish white solid nodules found in horses brought to a slaughterhouse in Fukuoka Prefecture and larval Echinococcus multilocularis infection
本文言語
ja
著者名
一二三 達郎 ; 池田 加江 ; 江藤 良樹 ; 井河 和仁 ; 西村 耕一 ; 小川 卓司 ; 川口 博明 ; 三好 宣彰
誌名
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元
日本獸医師会
巻号ページ
68巻・4号,p.253-257(2015-04)
ISSN
04466454
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抄録
2012年7月から12月の6カ月間に福岡県のと畜場に搬入された馬610頭中53頭において肝臓に灰白色硬結節が認められた。硬結節の病理組織学的及び遺伝子検査を実施し,多包虫の感染状況を調査した。これらの検査結果から,39頭が多包虫症と診断された(感染率6.4%)。過去に報告されている軽種馬だけでなく,ポニー種,日本輓系種,北海道和種などのさまざまな品種で多包虫感染が確認された。疫学調査では,4頭が多包虫症の有病地である北海道での飼養歴が確認され,北海道で感染した可能性が考えられた。一方で,本研究の多包虫感染馬の多くは北海道での飼養歴は不明であり,これらの馬は感染地の特定が困難であった。しかし,日本での多包条虫の地理的分布や馬の生産状況を考慮すると,これらの馬も北海道で感染した可能性を完全には否定できないと思われた。
引用文献数
6
登録日
2015年7月6日
収録データベース
AGROLib ; JASI