エジプトのナイルデルタにおけるトウモロコシ-ダイズ間作がその生育,光合成および収量に及ぼす影響

レコードナンバー
920751
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20034893
NACSIS書誌ID
AA12327127
論文タイトル(英)
Effects of intercropping of maize and soybean on growth, photosynthesis and yield in Nile delta, Egypt
本文言語
ja
著者名
佐々木 めぐみ ; 宮崎 裕貴 ; 志水 勝好 ; Atta Y.I. ; El-Fattah A.M.A. ; Abdel-Gawad K. ; Safina S.A.
誌名
熱帯農業研究
別誌名
Research for tropical agriculture
発行元
日本熱帯農業学会
巻号ページ
9巻・1号,p.12-18(2016-06)
ISSN
18828434
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抄録
エジプトにおける人口増加による食糧需要の増大に対応するため,単位面積当たり収量の増加が期待できる間作に注目し,トウモロコシ-ダイズの間作がトウモロコシおよびダイズの生育,光合成,収量に及ぼす影響を調査した。エジプト水管理センターZankalon圃場およびエジプト農業研究センターSakha圃場において栽培試験を実施し,各圃場でトウモロコシ単作区,ダイズ単作区,間作区を設けた。播種後,10~15日間隔で畝間灌漑を行った。月に一度,草丈,葉数,地上部乾物重の測定を行い,栄養生長期および生殖生長期に光合成,SPAD値の測定を行った。収穫後,収量,収量構成要素およびLER(Land Equivalent Ratio)を求めた。トウモロコシについては,単作区と間作区では生育に差が見られなかったが,ダイズについては,間作区においてトウモロコシによって遮光されるため主茎の徒長が見られ,同時に乾物重の低下が見られた。栄養生長期の光合成能力は,両作物とも,両区で大きな差が見られなかった。一方,生殖生長期のダイズは,間作区ではトウモロコシによる遮光のため強光条件へ順応できず,強光条件下での光合成速度が単作区を下回った。収量については,トウモロコシでは両区で大きな差が見られなかったが,ダイズでは間作区において単作区の4~6割程度の収量であった。LERは1.29~1.79を示し,本実験の間作は総合的に単位面積当たりの収量増加を促したと考えた。
引用文献数
14
登録日
2018年5月9日
収録データベース
JASI ; AGROLib