登蔟促進剤ドデシルアルコールによる家蚕の自然上蔟

登蔟促進剤ドデシルアルコールによる家蚕の自然上蔟

レコードナンバー23251論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名水田 美照
中水流 操
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ94号, p.27-36(1970-12)ISSN03853594
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抄録現行の交雑蚕品種数種を用い,登蔟促進効果を持つドデシルアルコールを主剤とした登蔟促進剤の新しい調整方法ならびに条桑育の蚕座条件と試薬の登蔟促進効果との関係,自然上蔟における蚕の熟度と試薬の登蔟促進効果との関係をしらべた.1.ドデシルアルコールの乳化には初め中性洗剤(WK)を用いていたが,界面活性剤ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムのほうが安全度の高いことを認めた.2.ドデシルアルコールの乳化液を調整するにはドデシルアルコール1ml:エタノール(局方)13ml:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(20%水溶液)1ml:水235mlの混合比がよく,これによれば登蔟促進抗力が高く,取り扱いも容易になることを認めた.3.5齢中末期の除沙を省略しても,上蔟前々日の夜ごろから剉条桑を給与して,上蔟時の蚕座を平飼いに近い状態にして,蔟設置の直前に上記の乳化液を(30cm)2当たり4ml散布すれば,自然上蔟によってほとんどの熟蚕が登蔟し,座中繭が少なく,繭の計量形質にも異常が認められなかった.4.試薬の散布は蚕の熟度がおおよそ60%になったころに行ない,直ちに蔟を設置し,約15時間後になお相当数の未登蔟蚕が認められる場合には,設置した蔟の上から2回目の試薬散布を行うのが適当と認められた.5.現行蚕品種のなかには自然上蔟を行ないやすい品種としからざるものとのあることが認められた.6.本試薬による自然上蔟の手順および実施上の注意事項を述べた.
索引語上蔟;ドデシルアルコール;ドデシルアルコール;自然上蔟;自然;乳化;ナトリウム;水;現行蚕品種;本試薬;注意事項;促進
引用文献数1
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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