生もみの乾燥と千葉県産米の品質

生もみの乾燥と千葉県産米の品質

レコードナンバー40981論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名福田 稔夫
新堀 二千男
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ11号, p.154-168(1971-03)ISSN05776880
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抄録高水分生もみを火力乾燥(実際規模)した場合の加熱に対する品種別の適応性と貯蔵性を自然乾燥と比較検討し,次のことがわかった。1. 加熱による影響 官能的には香りが悪くなり,どの品種も被害を受ける。とくにフジミノリ,おおとね,ヤマミノが劣る。玄米の性状は水抽出酸度,アミラーゼ活性度,カタラーゼ活性度,発芽歩合,胚の活性度が加熱によって低下し,エタノール抽出ちっ素は増加する。レイメイ,おおとね,ヤマミノリの変化が大きい。精白米の性状は水抽出酸度が減少し,エタノール抽出ちっ素が増加する。炊飯液のPHとアルカリ膨潤崩壊度はほとんど変わらない。レイメイ,フジミノリの変化が大きい。なお低分子ちっ素化合物の粒内移行が考えられる。以上からしてレイメイ,フジミノリ,おおとね,ヤマミノリは加熱適応性に乏しいと思われる。2. 貯蔵による影響 官能的にはレイメイ,フジミノリ,ヤマミノリの劣化が目立つ。玄米の性状は水抽出酸度,脂肪酸度が貯蔵中に増加し,エタノール抽出ちっ素,脂肪,アミラーゼ活性度,カタラーゼ活性度,発芽歩合は減少する。レイメイ,フジミノリ,ヤマミノリの変化が大きい。精白米の性状は水抽出酸度,脂肪酸度,エタノール抽出ちっ素,脂肪,膨脹容積,溶出固形物が貯蔵中に増加し,還元糖,炊飯液のPH,ヨード呈色度は減少の傾向である。レイメイ,フジミノリの変化は大きい。以上からしてレイメイ,フジミノリ,ヤマミノリは貯蔵適応性に乏しいと思われる。
索引語エタノール抽出ちっ素;フジミノリ;レイメイ;ヤマミノリ;性状;水抽出酸度;増加;変化;加熱;減少
引用文献数11
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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